シミにも様々な種類があります。シミというより痣(あざ)に近いもの、シミとよく似ていて間違えられるが全くシミと異なるものもあります。

日光黒子(老人性色素斑)、雀卵斑(そばかす)、肝斑、炎症後色素沈着(PIH)、扁平・太田母斑(あざ)、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)が代表的です。脂漏性角化症(老人性いぼ)はシミとよく間違えられやすいですが、シミとは異なります。こういった治療法の異なる複数のシミが混在していることが一般的で、正しいシミの治療には正確な診断が必要不可欠です。当院では正しい診断を元に、お客様に適切な治療法を提案いたします。

シミの種類

日光黒子(老人性色素斑)

一般的によく見られるシミです。長期にわたって浴びた紫外線の影響が大きいと考えられています。加齢に伴い発生し、日光暴露部位に好発しますが、特に顔に生じてくるものは大きくその方の美容的な生活の質を損ないます。シミを薄くする方法はいくつかありますが、治療効果はピコレーザーのスポット照射が最も高いです。

おすすめの治療

老人性色素斑治療例
照射前

照射後2週

照射後2か月
雀卵斑(そばかす)

直径数ミリ程度の丸い斑点のような顔に生じる茶褐色の斑点で、鼻を中心に左右にできます。幼少期に出始め、思春期に最も目立つことが多いです。遺伝の影響と考えられています。

おすすめの治療


肝斑

顔の左右対称に生じるシミで、女性ホルモンが関連して発症するとされていましたが、近年お肌への慢性刺激が原因と考えられ始めています。薄い褐色でやや大きく、頬骨、額、鼻下などに発生します。非常に治療抵抗性であることが特徴です。30代~50才くらいまでに見られます。

おすすめの治療


炎症後色素沈着(PIH)

やけど、ニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミで、時間とともに徐々に薄くなることが多いですが6ヶ月程度を要することがあります。

おすすめの治療

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

左右対称性に数ミリ大のシミで、青褐色や灰褐色のシミが混在しています。思春期から30歳代の女性に多くみられます。額の両端・頬骨・鼻翼部・おでこなどに生じます。ピコレーザーによる治療で、数回の回数は必要になりますが、徐々に薄くすることができます。

おすすめの治療

照射前
2回照射後

シミと間違えられやすい色素斑

脂漏性角化症

日光黒子(老人性色素斑)と同様に、長期にわたって浴びた紫外線の影響が大きいと考えられます。黒色で隆起することもありますが、平坦な場合はシミとの区別が難しい。良性腫瘍に分類され、放置しても自然消失することはありません。ピコレーザー治療が無効のため、他の方法で治療する必要があります。

脂漏性角化症 除去前
脂漏性角化症 除去直後
首のいぼ 除去前
首のいぼ 除去直後

おすすめの治療

扁平・太田母斑

扁平・太田母斑母斑は、皮膚の表皮・真皮内の母斑細胞からなる良性腫瘍で、黒あざなどのことです。悪性化は見られませんので、一般的に放置してかまいませんが、見た目が問題になることが多いです。成人の扁平母斑は治療抵抗性で、レーザー治療後も高確率で再発します。