”クマ”があると老けて見えたり、疲れた印象を与えることもあり、クマの悩みは男女を問わず非常に多いものです。しかしクマの成因は複数あり、併発していることも多いため、その一つ一つに対処することが治療につながります。

クマの種類
茶クマ

主に皮膚に色素が沈着してしまったことによります。
アレルギーなどがあり目をこする癖があると、その刺激によって目の周囲に色素沈着が起こり茶クマになります。おすすめの治療

色素沈着への治療として、トレチノイン・ハイドロキノンの外用薬による治療が有効です。
皮膚の角質を剥がすトレチノインと、メラニン色素の生成を抑制するハイドロキノンの組み合わせトレチノイン注意点とポイント

  • 5g売りの場合、処方から2ヶ月間、要冷蔵保存。
  • 使用開始から1週間程度は、軽い赤みやカサツキが起こる。薬の効果が出始めた証拠だが、強い刺激を感じた場合は一旦使用を停止して医師の診療を。
  • 治療中は肌が紫外線の影響を受けやすい。しっかりと保湿、UVケアを。
  • 妊娠している、または妊娠の可能性がある場合は使用不可。
黒クマ

黒クマは、加齢によるたるみや眼窩脂肪が前方へ突出することで影ができてできるクマです。シワによる影は、目の下の皮膚を上にリフトすると目立たなくなります。眼窩脂肪による影は下眼瞼結膜経由で脂肪を取り出すことですっきりした目元になります。手術を受けたくない方は、プレミアPRPがおすすめです。
おすすめの治療

赤クマ・青クマ

クマができる下眼瞼皮膚は薄く、皮下脂肪もないため、眼輪筋や静脈が透見され、暗赤紫色を呈することがあります。
おすすめの治療

茶クマ・黒クマの当院PRP施術例
施術前
施術後2週間

目の下のたるみ(軽度の眼窩脂肪の突出)による黒クマと、皮下組織の透見による赤クマがありますが、PRP注入により、これらが改善しています。